佐川氏の改ざんへの関与について判決は独自の判断から逃げた

財務省の公文書改ざん事件の裁判で原告の赤木雅子さん全面敗訴の判決が11月25日に出た。この中で「理財局長だった佐川氏が改ざんの方向を決定づけ組織的に行われたと裁判所が認定した」という趣旨の報道が流れたが、実際には判決は4年前に出た財務省の調査報告書を引用しただけで独自の判断を示さず、事実認定から逃げる姿勢を示した。
相澤冬樹 2022.12.03
サポートメンバー限定
判決前に大阪地裁に向かう赤木雅子さん

判決前に大阪地裁に向かう赤木雅子さん

赤木雅子さんの判決の記事はこれまで2回配信していますが、今回は判決がいかに事実認定から逃げたかに焦点を当てました。

この記事は有料会員向けです。下記のマークをクリックし、サイトから有料会員にご登録いただくと、この記事を読むことができます。さらに過去の有料記事もすべてさかのぼって見ることができます。どうぞよろしくお願いいたします。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、1281文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

サポートメンバー限定
「早く核心情報を」佐川氏らのメール開示を申し入れ
サポートメンバー限定
兵士たちの残酷なリアル……『豹変と沈黙』
サポートメンバー限定
佐川氏メール開示「遺族と話し合う」財務相が明言
サポートメンバー限定
金融庁長官はお詫びしたけれど
サポートメンバー限定
「政府の遺族への約束だから」政権は代わっても開示は続く
サポートメンバー限定
国有地値引きの正当性が崩れた
サポートメンバー限定
ロックバンドよ永遠なれ!……『ザ・フー キッズ・アー・オールライト』
サポートメンバー限定
何を信じ、何を疑うべきか?…『揺さぶられる正義』