佐川氏の改ざんへの関与について判決は独自の判断から逃げた

財務省の公文書改ざん事件の裁判で原告の赤木雅子さん全面敗訴の判決が11月25日に出た。この中で「理財局長だった佐川氏が改ざんの方向を決定づけ組織的に行われたと裁判所が認定した」という趣旨の報道が流れたが、実際には判決は4年前に出た財務省の調査報告書を引用しただけで独自の判断を示さず、事実認定から逃げる姿勢を示した。
相澤冬樹 2022.12.03
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判決前に大阪地裁に向かう赤木雅子さん

判決前に大阪地裁に向かう赤木雅子さん

赤木雅子さんの判決の記事はこれまで2回配信していますが、今回は判決がいかに事実認定から逃げたかに焦点を当てました。

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