「マサコちゃん」が文春オンラインに
揺れる船
船が揺れる。大きく揺れる。太平洋の荒波で。島に接岸できなければ10時間かけて本土に引き返すという…。そうはなりませんように。
文春オンライン画面より
さて、マンガ「がんばりょんかぁ、マサコちゃん」のお話です。小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」で始まった連載の第1話がまるごと、文藝春秋の「文春オンライン」に転載されました。
先週発売の週刊文春に私が寄稿したマンガのグラビア紹介コメントもそのまま転載されています。いずれも無料で読むことができます。
自社の掲載原稿を他の出版社にまるごと提供するのも、他社の掲載原稿を自社媒体にまるごと載せるのも、あまり聞かない話ですが、スピリッツと文春、双方編集部の協議で決まりました。
きょう1月31日(月)はスピリッツの発売日。きょうの発売号には「がんばりょんかぁ、マサコちゃん」の第2話が掲載されています。第1話を見逃した方は、文春オンラインで第1話を確認した上で、発売中のスピリッツで第2話を読むことができます。そういう効果を狙っています。
島の書店にもさっそく並んでいました
第1話は、平凡すぎてマンガにならないと感じてきた日々が、失われて初めて幸せだったのだと気づいたことを描きました。第2話は運命の2017(平成29)年2月26日、改ざんが始まった日。赤木俊夫さんが休日の梅林公園で財務省近畿財務局の上司に電話で呼び出され、不正な公文書改ざんをさせられた日のお話です。妻の雅子さんは事情を知りませんでしたが、その日を境に夫がどんどん“壊れていく”日々を描きます。第1話をご覧になった上で、ぜひ第2話をお読みください。
「内閣が吹っ飛ぶようなことを命じられたんや」は実際の話。ページ左端に「私は真実が知りたい」の紹介も。
ちなみに、まるごと転載は第1話に限ります。第2話以降は転載されませんので、スピリッツ誌上でご覧いただくようお願い申し上げます。“肌色”の多い=肌の露出の多い表紙につきましては、編集部までご意見ご要望をお寄せください。
クレヨンハウス店頭にて
さらにちなみにですが、この表紙の雑誌が、きのう30日、雅子さんと私の共著「私は真実が知りたい」とともに、作家・落合恵子さんの有名な東京・表参道の書店「クレヨンハウス」に並ぶという出来事がありました。
落合恵子さん
赤木雅子さんと代理人の生越照幸弁護士の講演会に合わせての展示即売サイン会でした。
生越弁護士と赤木雅子さんの講演(クレヨンハウス、1月30日朝)
サインにイラストを添える赤木雅子さん
今年は寅年。私は6度目の年男を迎え、めでたく暦が還ります。
話変わって八丈島。この1か月半で3度目の島渡り。何をしているのかと思われるかもしれませんが、忙中閑あり、というところです。邪念に浸りつつ島で執筆にあたります。元恋人の猫ちゃんも待っていることでしょう。いや、待ってないか。そのお話も島にいる間に書けるといいな(あくまで願望)。
東海汽船の橘丸
無事接岸しました。講演の依頼があるので、2月3日に大阪へ帰ります。
私が島で滞在しているところは携帯電話が通じません。Wi-Fi環境はありますので、連絡はLINEかメッセンジャー、メールでお願いします。
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